執事の館・実行委員会

LETTERS FROM THE BUTLER

お手紙

第422号 2017.11.20 過去のお便り

千と六百。

お嬢様、旦那様、今日は良いことがお有りでいらっしゃいましたか?いえ、表情が明るく見えたものでして。
もし「良くも悪くもない1日」でいらっしゃいましたら、それは大いに結構なことではないかと存じます。
おや。「良い1日」でなくても結構、という言い回しに、ちょっぴり不思議そうなお顔をなさいましたか。

ここでひとつ、調香係の杁中(いりなか)と、わたくし松原(まつばら)が、とある酵素を添えて染めた、
不思議な布のお話をいたしましょう。今から10日ほど前のこと、氏の工房にお邪魔したときの出来事です。
かねてから身体を温める効果があり、ついには愛知県の公的機関でもそれが証明されてしまったのですが、
この布にそっと触れると、なぜかひんやり、冷たい感じがしてしまうのです。温まるはずなのに、冷たい。

どうしてだろう、なぜだろう。空調のせいか、あるいは気の迷いか。いろいろ考えて辿り着きましたのは、
「触れようとした時点で身体が温まって、相対的に布が冷たく感じてしまうのではないか」という説です。
つまり、布自体の温度は変わっていないのに、触れようとする私たちが熱くなることで、冷たく感じると。

おそらく、その通りであろうと議論を結びましたが、これはあらゆる事柄に通じる事象かと思う次第です。
例えば人間関係にも、温かい、冷たいと表される場面が多々あろうかと存じますが、いまお嬢様、旦那様が
冷たいと思うお相手がいらっしゃるならば、ご自身がそれよりも温かいから、という見方ができる訳です。

ひとは問題が起きた時、なるべく原因を外に見出そうとする傾向がございます。これは精神衛生上よくて、
決して誤りなどではないのですが、2者間の「温度差」ではなく、2者それぞれの「温度」を見ることで、
より健全な関係性を構築できるのではないか…と思う次第です。いわば、2つの物差しを持つということ。

誰しもが温かい場所を好みます。それは日差しや暖房だけでなく、心が温まるところも同様かと存じます。
しかし、その時ご自身が冷えていらっしゃる(いらっしゃった)というご自覚があれば、時間が経過して、
幸い「自らが温まった」だけのことが、「お相手が冷めた」と言って焦ったり、憤ることもないでしょう。

それが、きょうはじめに「良くも悪くもない1日」が、大いに結構であると申し上げた理由でございます。
まず「悪い1日」でなければ結構というのはご納得を頂けるかと存じますが、もし「良い1日」となると、
その満足度は、ほかの日付、ほかの人物などと必ず「温度差」が生じてしまう、という見方もできる次第。

したがって「良くも悪くもない日」は、決して悪くないどころか、大いに結構なことであると断言します。
そういう日々の積み重ねによって、お嬢様、旦那様がじわじわ温かく、お幸せになっていただけるとしたら、
わたくし松原はお腹の底から嬉しく思いますし、そのために今後もお仕えを続けたいと考える次第です…。

いけません。

また、前置きを長くしてしまいました…執事の館・準備委員会の広報係、松原(まつばら)でございます。
きょうは「主の目録」の途中経過をご報告して、さらに幾つか。手短に致しますので、お付き合いのほど。

▼ 今日までに執事の館・準備委員会へ寄せられた「主の目録」のお申し付けは 1,600 を超えております。
▼ きょう執事の館・準備委員会の手帳係は「薄い手帳」を「仮の手帳」に統合する作業を進めるところ。
▼ 執事の館・準備委員会、製菓係の黒川(くろかわ)は、名古屋コーチン卵の入手に苦心しております。

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▼ 今日までに執事の館・準備委員会へ寄せられた「主の目録」のお申し付けは 1,600 を超えております。

おととい土曜日に差し上げました「第421号:是と非と。」にてご紹介を差し上げました「主の目録」は、
今日までに 1,600 を超えるお申し付けを賜ることができ、いったんは #名古屋の仮住まい を回避できる
見通しにございます。まことに多くのご厚意を賜りましたこと、使用人一同より心からお礼申し上げます。

これに伴い、執事の館・準備委員会の手帳係はすでに実装を進めていた「主の目録」のさまざまな機能に
取り掛かっております。まずは「主のお財布」としてお使いいただく部分は、遅くとも年内にスタートを。
また差し替えの手続きについては、今月中に完了できるように段取りを。追って、個別にご案内致します。

すでに閾値(しきいち)を超えた「主の目録」にございますが、この先行申し付けは11月30日(木)まで。
それまでにお申し付けを賜れれば、差し替えの費用を 2,990 円として手続きを進めさせていただきますが、
以降は5,990円として、引き続き「主の目録」のご案内をいたしますこと、何とぞ、ご理解をくださいませ。

▽ 主の目録
https://www.butlers-house.net/product?product_id=3887

この機会に「主の手帳」へ差し替えをくださいますお嬢様、旦那様も少なくない様子にお見受け致します。
また Twitter などからも、激励のお言葉を数多く頂戴し、わたくし松原は涙無くして読めませんでした。
多くのお嬢様、旦那様に支えられますことを励みに、誇りにして、きょうもお仕えに臨む所存であります。

お嬢様、旦那様、本当にありがとうございます。

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▼ きょう執事の館・準備委員会の手帳係は「薄い手帳」を「仮の手帳」に統合する作業を進めるところ。

予てからお伝えをしておりましたように、執事の館・準備委員会の手帳係は、約 3,300 冊ございました
「薄い手帳」を「仮の手帳」に差し替える作業の最中にございます。このため一時的に表示が揺れたり、
ご覧いただけない頁が生じるかもしれませんが、何とぞご理解をくださいますよう謹んでお願い致します。

作業の完了は、あす未明を予定しており、その際には追って完了のご報告を差し上げる所存にございます。

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▼ 執事の館・準備委員会、製菓係の黒川(くろかわ)は、名古屋コーチン卵の入手に苦心しております。

「愛知県小牧市のバウムクーヘン」といえば、名古屋コーチンの卵黄に、カルピス社による発酵バターと
牛乳の代わりに生クリームを用いた、非常識なレシピで焼成いたします極上のバウムクーヘンであります。
実はこれの生産に欠かせない「名古屋コーチンの卵」が入手困難な状況になり、頭を抱えてございます…。

ここ東海地方では飲食店や土産物にも重宝されます名古屋コーチン。じつは愛知県内で最も大きな鶏舎が
ことし建て替えを実施いたします為に、いったん鶏さんを放してしまう…という段取りをしてございます。
その影響は大きく、いま名古屋コーチンの卵は、新規での取引はもちろんのこと、既存の取引であっても
十分な数量が納品されない状況が続きます。当の黒川によれば、どうにもこうにも見通しが立たないとか。

私たち執事の館・準備委員会は、「愛知県小牧市のバウムクーヘン」「フィナンシェ」「プリン」などの
名古屋コーチンを用いたお品の生産を再開できますように、できる限りの努力を続ける所存にございます。

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かぜをひかれて、熱を出されてしまったとき、お部屋の温度は寒く感じられることが多いかと存じます…。
それは体温が上がって、相対的に外気温を低く感じるのも影響いたしますが、体温を下げるためお身体が
汗をかいてしまうのもまた、ひとつの要因にございましょう。ただ体力が落ちているときは調整が効かず
お身体を冷やしすぎる恐れもございます。いっぽう、水分の不足も免疫力の低下に影響すると聞きます…。

この時季は、風向きひとつで体感なさる温度が変わります。それが過ぎ去ろうとする秋の気まぐれなのか
お嬢様、旦那様の体調なのか、常日頃から「自分が熱いのか、外が冷たいのか。」気を付けねばなりません。
それはカップに注いだアールグレイにもよく似ております。ほんとうは人肌くらいの温かさをもつ紅茶が
お熱を発していらっしゃると冷たく感じてしまう次第です。ですから、くれぐれもご自愛くださいませ…。

いまから念のため、失礼をしてお嬢様、旦那様の「おでこ」を触らせていただいても宜しゅうございますか。
もし松原の手が温かければ、引き続きお寛ぎを。もし松原の手が冷たければ、すぐに寝室に参りましょう。
風邪の予防は手洗いうがい、そして十分な栄養と睡眠でございます。睡眠不足は、油断してはなりません。

よろしいですかお嬢様、旦那様、お返事は?


執事の館・準備委員会
広報係/松原(まつばら)
- -

このお手紙を初めてお受け取りになる主には、事前の説明もなく、唐突なものに映ったかと思います。
何卒、お許しください…この機会に、私たち執事の館・準備委員会のあゆみをご覧頂けますと幸いです。
私たちが活動をはじめて4年が経過し、バックナンバーは400を超えました。お時間のあるときに…。
https://www.butlers-house.net/blog/entries
(過去の号から遡って御覧になることをお勧めしております。)

【 #執事の館 】 #初めてのお嬢様と旦那様にお伝えしたい事柄 【第6版】
http://togetter.com/li/1034138

ご帰宅の予告は「主の手帳」から承ります。「仮の手帳」は随時差し替えをいたします。
クレジットカード決済、コンビニ決済ですと、即時の対応が可能となりますので、ご参考までに…。
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Twitter というコミュニティの特性を踏まえたツイートが、やや多くなりますことをご了承ください。
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