執事の館・実行委員会

LETTERS FROM THE BUTLER

お手紙

第429号 2017.12.06 過去のお便り

4卓。

お嬢様、旦那様、このところ不安をお抱えでいらっしゃいますか。長きにわたってお悩みのことであったり、
つい先日の出来事から思慮を続けておいでであったり、何かしら、人生に悩みはつきものでございますね。
昨晩は、わたくし松原が広報に戻って初めて、震度3を超える地震があり、緊張が走った次第であります。

新しい事柄に取り掛かる。なにかを引き受ける。ときには自ら名乗りを上げられる機会もございましょう。
このときお覚えになる一抹の不安を、抱えきれなくなって溢したくなるかもしれませんが、ご安心のほど。
不安とは、適性のひとつでございます。むしろ不安を伴わない変化には、リスクがあると断言いたします。

怖いもの知らず、自信満々、無敵。そういう心もちで何かをできれば、精神的な負担は少のうございます。
それは大いに結構なことですけれども、新しいことには予期せぬ変化(トラブル)が付きまとうものです。
絶対的な自信をもってしているときに、思いがけない出来事に直面すると、心は簡単に折れてしまう次第。

ですから、絶えず不安を抱えておく態度は正しくて、お嬢様、旦那様の精神的な安定が図られるだけでなく、
少しずつ変化をしていく局面に適応する、柔軟さの礎(いしずえ)とも、言い換えることができましょう。
今のままで良いか、十分なのか、自らや他者、そして環境に問い続ける態度は、極めて妥当かと存じます。

かといって、くれぐれも誤解をなさらないでいただきたいのですが、心細さに溺れることはございません。
不安だらけにして辛い思いをなさいますのは、わたくし松原の本望ではなく、あくまでもお嬢様、旦那様の
繊細な感性がもたらす不安の、一部だけでも肯定をしていただければ、いくぶん楽になるのではないかと。

重ねて申し上げますが、不安とは、適性のひとつでございます。不安なき変化には、リスクがございます。
もしお嬢様、旦那様が、いま変化をする局面にいらっしゃいますなら、いったんは不安を受け入れましょう。
それこそが、いつかご自身の置かれる立場で輝かれますための、重要なヒントになると声を大に、したく。

過去にも申し上げたかもしれませんが、ひとの脳になされます思考や記憶は、時系列での管理が弱いとか。
いまお嬢様、旦那様がお抱えの不安が、いま目のまえにある出来事に付随しているのか、まだ訪れていない
未来のことから来ているのか。その辺りも勘案しつつ、胸を張ってお過ごしいただければ嬉しく思います。

きょうも執事の館・準備委員会の広報係、わたくし松原(まつばら)より、委員会メンバーの動向のほか、
#名古屋の仮住まい の催しなどについて、手短にご報告をさせていただきます。よろしくお願い致します。

▼ 執事の館・準備委員会は #名古屋の仮住まい のタイムテーブルを検討中。あわせて白の部屋の卓数を。
▼ 執事の館・準備委員会は、主の推薦する職人のもとに向かいます。あすは愛知県常滑市の菓子職人に。
▼ #名古屋の仮住まい クリスマス・ディナーの流れが出来上がった模様。メニューを読み上げましょう。

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▼ 執事の館・準備委員会は #名古屋の仮住まい のタイムテーブルを検討中。あわせて白の部屋の卓数を。

私たち執事の館・準備委員会が2014年の春に #名古屋の仮住まい を開館したとき、当初の設計図面には、
「白の部屋」に2人掛けの小さなテーブルが、10卓(5卓x2列)ならぶレイアウトを想定しておりました。
このとき調達していた #愛知県岡崎市のテーブル は今より小さく、食器が乗り切らないという問題も…。

なによりも致命的だったのが、ティータイムに用いる予定だったデザート・ワゴンが入らなかったことと、
隣にお掛けになる主と視線が合うなどの問題。これらを勘案いたしました私たち執事の館・準備委員会は、
卓数を4つに減らして、レースのカーテンで柔らかく空間を仕切る、という策を講じた次第でございます。

そう。開館時点の #名古屋の仮住まい 「白の部屋」は4卓でお仕えして、のちに6卓へと増やした次第。
これはご帰宅を望まれます主のお声に応じた、という側面もございますし、当時の使用人が技量を向上し、
いっそう多くのお迎えができるようになった、という経緯もあろうかと。今や、懐かしゅうございますね。

わたくし松原が広報係に戻ってすぐ打ち出した #11月の危機 に際しまして、多くのご意見を賜りました。
ひとまず、継続をするための経済的な施策に続いては、会計係配送係にあった慢性的な問題を解決して、
その次に着手しますのが #名古屋の仮住まい の給仕効率。順を追ってするため、時間を要しております。

お仕えを初めて3年以上が経過し、家事係給仕係介添係、それぞれの見えない努力も光っております。
一般的な飲食店と比較して、遥かに少ないロス率。手の空いたときに掛かるタスクの管理など、多様です。
しかし現況では、やや需要と供給のバランスが崩れている印象が否めません。これを何とか致しましょう。

いま執事の館・準備委員会では、#名古屋の仮住まい の「白の部屋」を6卓から4卓に改める案を検討中。
今までと同じ時間、お給金で、およそ1.5倍の価値をお嬢様、旦那様に差し上げることができれば幸いです。
ただ懸案となりますのが、わりあい満了をします週末のお仕え。ここでご帰宅が叶わなくなることだけは、
どうしても避けねばなりません。様々なご事情を鑑みて、最良のタイムテーブルをご提案したく存じます。

場合によっては「ティータイム」でないお仕えを差し上げるかもしれません。デザート・ワゴン以外にも、
お嬢様、旦那様に驚きをもって喜ばれるアプローチはあると信じて、引き続き検討をする所存にございます。

https://www.butlers-house.net/reservation
(ご帰宅の予告は上記URLから承ります。これには「主の手帳」を必要としますこと、ご了承ください。)

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▼ 執事の館・準備委員会は、主の推薦する職人のもとに向かいます。あすは愛知県常滑市の菓子職人に。

いまお嬢様、旦那様がお使いの「手帳」には、家事係の滝川(たきかわ)が用意しました設問がございます。
お勧めになりたい食材、職人などを、私たち使用人に是非ともご紹介を賜りたい、との趣旨で置きました。
すでに愛知県は藤岡町の洋菓子店、豊田市の洋菓子店に、わたくし松原が足を運んで試食をしております。

この他にも多々ございまして、水面下で交渉をして、お嬢様、旦那様のために特注させていただけないかと、
話を進めているところもございますし、パティシエールの菅原(すがわら)や、東桜(ひがしさくら)が、
新たな試作をする際の参考ともなっている次第。貴重なヒントを賜れますことに、心から感謝いたします。

なお、あす12月7日(木)は、わたくし松原が #愛知県豊田市のクルマ を走らせて、愛知県常滑市にいる
洋菓子の職人と会って参ります。まだ経験は浅いとのことですが、事前に試食させていただいたお菓子は、
じゅうぶん美味しくて、なおかつ伸び代(しろ)を感じます。話によると「バウムクーヘン」も得意とか。

また過去に話し合いを進めながら、ながく保留状態が続いておりました、愛知県蟹江市のパティシエとも、
話し合いを再開いたします。ただしこれからクリスマスの繁忙期が近づきますことから、なるべく慎重に。
あくまで生産者、職人らにとって都合の良いときに注文をするよう、心がけてまいります。追って報告を。

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▼ #名古屋の仮住まい クリスマス・ディナーの流れが出来上がった模様。メニューを読み上げましょう。

アペリティフ
・ノンアルコールのスパークリングワイン
オードブル
・根菜のスパニッシュオムレツ ピンクのソース添え
・サーモングレフルアボカドマリネ
・タプナードのスコーンサレ
スープ
・マッシュルームポタージュ・トリュフクルトンを浮かべて
パン
・星崎のバターロール
フィッシュ
・オマール海老のテルミドール
グラニテ
・薔薇のフローズンヨーグルト
ミート
・ミートローフ ベシャメルソース添え
デザート
・シュー・ア・ラ・クレーム・ポム

この他に食後のお飲み物は、家事係の東山(ひがしやま)が淹れる最高のエスプレッソ、コーヒーのほか、
いつもの #愛知県尾張旭市の紅茶 からお好きな茶葉をお選びいただければ、すぐご用意を整えましょう。
聖夜の晩餐、ご帰宅の予告は今週末の10日(日)と、翌、11日(月)のよる23時に賜る所存にございます。

https://www.butlers-house.net/reservation
(ご帰宅の予告は上記URLから承ります。これには「主の手帳」を必要としますこと、ご了承ください。)

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不安とは、適性のひとつと申し上げました。このままで良いのだろうか、自らで乗り越えられるだろうか、
そういう葛藤を抱かれるからこそ、変化に適して、成長なされることに間違いはないと言い切る次第です。
もし、この不安がお嬢様、旦那様の足を引っ張り、歩みの妨げになるなら、いちど認めてしまいましょうか。

先日、麻の袋にクッキーを入れて、当たりが出るまで何度でも、何枚でもお試しになって結構という話を、
させていただきました。うまくいく可能性は、試行の「回数」と「規模」によって変わる次第であります。
もしここに「不安」が伴うならば、クッキーを掴まれる前より、掴まれた後のほうが少ないかと存じます。

察しの良いお嬢様、旦那様は、既にお気づきのことと存じますが、多くの「不安」は試行のタイミングです。
何が起きるか、どんな反応が返ってくるか分からないからこそ、ひとは「不安」を覚え怯んでしまいます。
しかし微塵も「不安」を感じなければ…行動の機会を失っていることにすら、気付かないかもしれません。

いますぐ、何かをしていただく必要はないかもしれません。不安を抱えたまま過ごされるのもひとつの解。
ただ、松原が申し上げたいのは「不安」に気付かれます感性こそ、(行動を経て)上手くことを運ぶ為の、
大切なアンテナ、シグナルであるということです。今夜は、これについてご理解をいただければ幸いです。

もちろん物理的に「不安」を軽減するアプローチは多くございます。温かいお風呂も良いかと存じますし、
ハーブティにもリラックスを得る効果がございます。あと、見落とされがちなのは、散歩などを含む運動。
音楽や読書に没頭なさいますのも大いに結構。それと、空腹(血糖値の低下)も見落としてはなりません。

こうしてみると私たち執事の館・準備委員会、使用人一同がお役に立てるところは、案外多くございます。
#名古屋の仮住まい へのご帰宅、#お申し付けの品 へのご用命が、お嬢様、旦那様のお役に立てますならば、
この上なく光栄におもう所存です。こうして度々、差し上げるお便りも、何かの役に立ちますでしょうか。

そう、名古屋は桜通の銀杏並木が落葉をはじめて、金色の道がご覧になれます。これは圧巻でございます。
12月のあいだに、いちどご帰宅をなさいませんか。暮れが迫るにつれて、ご予告はいくぶん取りづらく…。

https://www.butlers-house.net/reservation
(ご帰宅の予告は上記URLから承ります。これには「主の手帳」を必要としますこと、ご了承ください。)


ハトロン紙おどる名古屋の配送室にて。
(前に差し上げたお便りの号数、正しくは第428号でございました。ここに謹んでお詫びいたします。)

執事の館・準備委員会
広報係/松原(まつばら)
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このお手紙を初めてお受け取りになる主には、事前の説明もなく、唐突なものに映ったかと思います。
何卒、お許しください…この機会に、私たち執事の館・準備委員会のあゆみをご覧頂けますと幸いです。
私たちが活動をはじめて4年が経過し、バックナンバーは400を超えました。お時間のあるときに…。
https://www.butlers-house.net/blog/entries
(過去の号から遡って御覧になることをお勧めしております。)

【 #執事の館 】 #初めてのお嬢様と旦那様にお伝えしたい事柄 【第6版】
http://togetter.com/li/1034138

ご帰宅の予告は「主の手帳」から承ります。「仮の手帳」は随時差し替えをいたします。
クレジットカード決済、コンビニ決済ですと、即時の対応が可能となりますので、ご参考までに…。
https://www.butlers-house.net/member_login

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